来場のご案内

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合同基調講演

製造業を巡る現状と課題

会 場 東京ビッグサイト会議棟607・608会議室
経済産業省 製造産業局 産業機械課
課長補佐 大森 洋平 氏

我が国の製造業について、日系製造業の稼ぐ力の現状や直面する課題を整理するとともに、今後の政策の方向性としての DX、GX、安全保障に関する政策動向についてご紹介します。

日  程
9月13日(水)10:30〜11:30
会  場
東京ビッグサイト会議棟607・608会議室
申込方法
ウェブサイトよりお申し込みください 
※満席になり次第終了

実務応用セミナー
【登録不要(会場まで直接お越しください)】

会  場
東4ホール内 セミナー会場A

出展社による展示会と連動した新製品や新技術のプレゼンテーションを実施いたします。

9/13(水)
15:40-16:00

アンドール株式会社

検査工程を効率化! 図面から検査表作成

講演者:松村 未知也 氏

9/14(木)
11:00-11:30

株式会社ミツトヨ

測定工具のデジタル化により遥かに広がる可能性

講演者:横田 聡 氏

13:00-13:30

株式会社東京精密

マルチセンサ測定機 ZEISS O-INSPECTの最新計測事例

講演者:佐保 智英 氏

14:00-14:30

QVI ジャパン株式会社

QIFが実現する3DAモデルによる品質保証

講演者:Daniel Campbell 氏(CAPVIDIA)・中村 聡 氏(QVIジャパン)

14:30-15:00

QVI ジャパン株式会社

QIFによる3DA運用事例(設計から品質保証まで)

講演者:Daniel Campbell 氏(CAPVIDIA)・中村 聡 氏(QVIジャパン)

15:30-16:15

株式会社ニコン

自動車業界向け 次世代CMMのご提案 〜APDIS IQ Stations 技術セミナー〜

講演者:野村 祐太 氏

計測技術セミナー 主催:日本工業出版(株)

クルマづくりを変える計測技術

日  時
9月13日(水)13:00〜15:10
会  場
東4ホール内 セミナー会場A
参  加
無料(要登録)
<プログラム>
13:00-13:50

自動車と人の理解のための計測技術

自動車の知能化・電動化によって、「人にとって理に適っているか」の計測が求められている。その事例と動向をご紹介します。

日産自動車株式会社 カスタマーパフォーマンス&車両性能技術開発本部 カスタマーパフォーマンス&実験技術革新部 計測データ処理技術開発グループ
久保田 悠美 氏

14:20-15:10

計測技術で変える「ものづくり」と「ことづくり」

「ものづくり」を下支えし、「ことづくり」を生み出し、「品質」のリードに必須な計測技術について、事例紹介と今後の方向性をご提案します。

大豊精機株式会社 テクニカルアドバイザー 新規事業MOT 技術開発センター担当
武田 英己 氏

特別セミナー 企画協力:国立研究開発法人産業技術総合研究所 計量標準総合センター

EV時代の自動車計測技術 ― 活用される最新技術とトレンド ―

日  時
9月15日(金)10:30〜15:00
会  場
東4ホール内 セミナー会場A
参  加
無料(要登録)
<プログラム>
10:30-10:35

挨 拶

国立研究開発法人産業技術総合研究所
計量標準総合センター 工学計測標準研究部門 幾何標準研究グループ
グループ長 鍜島 麻理子 氏

10:35-11:05

自動車の軽量化を支える光学・精密計測技術

自動車の電動化に伴い軽量化技術の重要性が増している。その軽量化を支える計測技術の事例と今後の期待について発表する。

日産自動車株式会社 カスタマーパフォーマンス&実験技術革新部 計測データ処理技術開発グループ
主管 菅田 安洋 氏

11:20-11:50

X線CT装置/光学計測装置によるハイブリッド計測とデジタルエンジニアリング活用

X線CTと光学スキャンによる計測からデジタルツインを構築し、CAEに展開するメリットを説明する。

サイバーフィジカルエンジニアリング技術研究組合
常務理事 高山 光弘 氏

13:00-13:30

EVモーターの分解とリバース及びASSYのアニメーション化

自動車業界の電動化の流れに対応すべく、独自に現行のEVのモーターを分解、リバース、構成部品の分析を行った。さらに、データ上でASSYし、アニメーション化した事例を発表する。

株式会社 成宗製作所
代表取締役会長 鈴木 嘉雄 氏

13:45-14:15

車載用リチウムイオン二次電池の最近の技術動向

電気自動車用に搭載されている車載用リチウムイオン二次電池の最近の市場及び技術動向と今後の展望について解説をする。

国立研究開発法人産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域 電池技術研究部門
総括研究主幹 小林 弘典 氏

14:30-15:00

電動車向け計測ソリューション
― 幾何形状・寸法計測からバッテリの内部計測や充放電試験まで ―

電動車固有のドライブトレインシステムやバッテリの開発から生産における最適な計測ソリューションをご紹介する。

株式会社 東京精密 計測社
執行役員 小野 睦 氏 他

新技術発表コーナー

産学連携を推進することを目的に、大学や研究機関に、最新の検査技術・情報を公開していただきます。

研究機関名テーマ テーマ
宇都宮大学 オプティクス教育研究センター
大谷研究室・ヘーガン研究室
宇都宮大学 オプティクス教育研究センター 大谷研究室・へーガン研究室のフルストークス偏光計およびスナップショット分光計測におよびこの応用
千葉大学 大学院工学研究院
椎名研究室
環境計測のための光計測技術に関する研究
東京工芸大学 工学部
メディア画像学科 印刷デバイス研究室
表面の不均一性測定技術
法政大学
理工学部 吉田一朗研究室
  • 金属‐樹脂の直接接合の金属表面および、自動車の摺動面のための粗さパラメータの研究開発
  • テラヘルツ偏光計測による樹脂の内部残留応力の定量的評価法の研究
法政大学大学院
精密工学・データサイエンス研究所
クアドゥルペダルロボット(Q-UGV)による3D空間計測及び自動運転に関する研究
早稲田大学
  • 異種接合材(FRRP、金属等)の純モード層間破壊靭性評価試験法
  • 感圧/感温塗料を用いた可視化計測技術

精密測定機器、座標測定機セミナー

日   程
9月13日(水)
時   間
10:00 - 17:00
会   場
東京ビッグサイト会議棟6階 605・606会議室
主   催
日本精密測定機器工業会
入 場 料
無料 (会員はテキスト代も無料。会員以外はテキスト代をご負担下さい)
定   員
会議室での聴講250名
お申込方法
日本精密測定機器工業会HPから受講申込書をダウンロードして頂き、必要事項をご記入後、事務局までメールに添付の上お申し込みください。
https://www.jpmia.gr.jp/information/
※お申込み多数の場合は途中で募集を打ち切ることがあります。
お問合せ先
日本精密測定機器工業会「セミナー」事務局
〒105-0003 東京都港区西新橋3-14-2
TEL. 03-3434-9557 FAX. 03-3434-1695
E-mail. info@jpmia.gr.jp
<プログラム>
10:05-10:50

精密計測とAI

大阪大学大学院 工学研究科 機械工学専攻
准教授 水谷 康弘 氏

機械学習やAIを用いた推定の精密計測技術への導入について、学習アルゴリズムの物理的な意味から生産システムの予測に至る考え方を「推定不確かさ」というキーワードを中心に基礎から実施例を紹介する。

10:55-11:40

回転基準器によるCMMプローブ形状誤差のその場測定

富山県立大学 工学部 知能ロボット工学科
准教授 伊東 聡 氏

本研究はCMMプローブ球の形状偏差をCMM上でsub-μm精度で自律的に計測するために、回転可能な基準器を用いた独自の形状偏差測定法を考案し、不確かさの評価に 基づいた提案手法の有効性の検証について紹介する。

11:45-12:30

複雑形状の三次元測定の不確かさ評価

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 計量標準総合センター
工学計測標準研究部門
幾何標準研究グループ 研究員 渡邉 真莉 氏

近年、産業部品の形状はますます複雑化し、三次元測定を利用した品質管理の重要度が増している。本講演では曲率をもった形状を接触式測定機によりスキャニング測定する ときの、不確かさの見積もりについて紹介する。

12:30-13:30

昼食休憩

13:30-14:15

今後の計測技術に期待すること

株式会社クリスタル光学 技術開発部 部長
中川 寛之 氏

様々な高精度部品の受託加工を行う当社にとって、計測はお客様と我々を繋ぐ大変重要な技術です。三次元測定機、干渉計などを使用する中で感じる課題や、当社の取組について紹介します。

14:20-15:05

IATF16949の動向

一般財団法人日本品質保証機構 計量計測センター
計量計測部 幾何計測課 副参事
富山 一男 氏

IATF16949規格誕生の経緯と最近の動向、及び IATF16949規格に関するISO/IEC17025試験所認定機関の取り組みと活用について紹介する。

15:05-15:20

休憩

15:20-15:45

測定プローブのシャフト材質による測定結果への影響

地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所
情報・生産技術部
システム技術グループ 阿部 顕一 氏

長いスタイラスや延長シャフトにより測定範囲を拡大できますが、たわみや振動による測定への悪影響が予想されます。シャフトを延長した際、どの程度まで長くできるのかを比較しましたので、その結果をご報告します。

15:50-16:15

CMM 都市伝説:オートフォーカスを用いた画像測定機におけるフォーカス時諸条件が高さ測定へ及ぼす影響

地方独立行政法人 山口県産業技術センター
技術支援部 製品技術グループ
専門研究員 近藤 拓郎 氏

高さ方向の測定にオートフォーカスを用いた三次元画像測定機において、オートフォーカス時の拡大倍率やフォーカス範囲、測定対象の表面性状といった諸条件が測定結果に及ぼす影響について検証を行った。

16:20-16:45

部分測定による測定結果の影響

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 計量標準総合センター
工学計測標準研究部門 幾何標準研究グループ グループ長 鍜島 麻理子 氏

CMMの測定値から当てはめ形体を算出する際、当てはめ形体の一部しか測定点がない部分測定では、結果のばらつきが大きくなることがある。部分測定の注意点を解説する。

技術相談コーナー (東4ホール 小間番号 M-10)

当展示会では、会場内に専門技術者による技術相談コーナーを開設し、ご相談を秘密厳守でお受けしております。
お困りごとなどございましたら、ご予約の上、お気軽にご利用ください。
※ご希望の場合は<mt-expo@sankei.co.jp>までお問い合わせください。

9/13(水)
10:00-12:00
  • 三次元測定機部会
12:00-14:00
  • 三次元測定機部会
  • ノギス・マイクロメータ部会
  • 光学測定機全般
14:00-16:00
  • 三次元測定機部会
  • 光学測定機全般
9/14(木)
10:00-12:00
  • 三次元測定機部会
  • 光学測定機全般
12:00-14:00
  • 三次元測定機部会
  • DDG(ダイヤル・デジタルゲージ)部会
  • 光学測定機全般
14:00-16:00
  • 三次元測定機部会
  • 光学測定機全般
9/15(金)
10:00-12:00
  • DDG(ダイヤル・デジタルゲージ)部会
  • 光学測定機全般
12:00-14:00
  • ゲージ部会
  • 電気マイクロ部会
  • 光学測定機全般
14:00-16:00
  • 形状・粗さ測定機部会
  • 光学測定機全般
9月13日(水) 9月14日(木) 9月15日(金)
10:00-12:00
  • 三次元測定機部会
  • 三次元測定機部会
  • 光学測定機全般
  • DDG(ダイヤル・デジタルゲージ)部会
  • 光学測定機全般
12:00-14:00
  • 三次元測定機部会
  • ノギス・マイクロメータ部会
  • 光学測定機全般
  • 三次元測定機部会
  • DDG(ダイヤル・デジタルゲージ)部会
  • 光学測定機全般
  • ゲージ部会
  • 電気マイクロ部会
  • 光学測定機全般
14:00-16:00
  • 三次元測定機部会
  • 光学測定機全般
  • 三次元測定機部会
  • 光学測定機全般
  • 形状・粗さ測定機部会
  • 光学測定機全般

光計測シンポジウム 2023

日   程
9月14日(木)
時   間
12:30 - 16:45
会   場
東京ビッグサイト会議棟6階 605会議室 および、オンライン(ウェビナー)
主   催
日本光学測定機工業会
参 加 費 用
(論文集込) 一般参加:5,000円 会員:3,000円
お申込方法
日本光学測定機工業会HPから受講申込書をダウンロードして頂き、必要事項をご記入後、事務局までメールに添付の上お申し込みください。
https://www.j-oma.jp/info_expo/expo05.html
お問合せ先
日本光学測定機工業会 「光計測シンポジウム」事務局
TEL・FAX. 03-3435-8083
E-mail. info@j-oma.jp
<プログラム>
演題項目/発表者( 登壇者)
【座長】大谷 幸利 氏(宇都宮大学)
12:35-12:55

LEDライダーの機能化

椎名 達雄 氏(千葉大学)

LEDライダーは波長選択性がLDよりも広く、安全性や安定性にメリットを持つ。本研究ではこれまで大気用ミニライダーとしてLEDをパルス光源としてライダーの応用を展開してきた。大型の大気用ライダーを小型化するだけではない、時空間スケールの小さな、急峻な大気・ガスの挙動を捉えることを主に展開している。特に本報告では偏光計測やラマン計測への応用に関して述べる。

12:55-13:15

DYNAMIC 9D LADARによる次世代計測ソリューション

會津 周 氏、石田 秀次 氏(TACC株式会社)

DYNAMIC 9D LADARは、OFC(IOptical Frequency Chirping Interferometry)技術を用いた、世界初の干渉計ベースのLADARシステムです。毎秒20,000点の速度で近~遠隔の測定物 の表面形状をスキャンし、死角が少なく高精度な測定が可能です。新技術と次世代の自動化計測ソリューションをご紹介します。

13:15-13:35

非破壊で計測、定量化 微細穴三次元形状測定機 FP-LABOご紹介

金坂 辰美 氏(株式会社小坂研究所)

日々進化を遂げる半導体三次元プロセス技術において、TSV(貫通電極)に代表される数μm 径レベルで高アスペクトな穴の内面形状は、これまで非破壊では検出不可能であり、プロセス管理上の大 きな課題となっております。これら課題に対する解決策として「、微細穴三次元形状測定機」の概要、基本原理、優位性を、実際画像、実測データを基に独自最新技術によるソリューション提案を行います。

13:35-13:55

日本シノプシス(同)オプティカルソリューションビジネスユニットのご紹介

笹川 平久 氏(日本シノプシス合同会社)

日本シノプシス合同会社オプティカルソリューションビジネスユニットでは光学に関する設計開発ソフトウェアと散乱測定器、分光測定器といった光学測定機器を複数ラインナップし、日本国内のお客様 にご利用いただいています。本講演では当ビジネスユニットのご紹介、および光学測定機器、光学設計解析ソフトウェアについてご案内をさせていただく予定です。

休憩

【座長】椎名 達雄 氏(千葉大学)
14:10-14:30

フルストークス偏光計による海洋生物内のマイクロプラスチック・イメージング

大谷 幸利 氏(宇都宮大学)、遠藤 伸尭 氏、
ネイザン ヘーガン 氏

近年,海洋中のマイクロプラスチックによる環境汚染が問題になっている。それに伴い,生物や人体への影響も懸念されている。このような背景から海洋生物内のマイクロプラスチックを定量化する方法が求められている。本研究では、マイクロプラスチックの複屈折特性に注目し、フルストークス偏光カメラを顕微鏡下に用いた計測系により、マイクロプラスチックの種類を識別することを可能としたので報告する。

14:30-14:50

高速・高解像を実現するニコンのX線CT技術

坂口 直史 氏、山田 篤志 氏(株式会社ニコン)

高加速マイクロフォーカスを有するニコンの産業用X線CTは、半導体から宇宙産業まで幅広い産業のものづくりの現場でグローバルに貢献している。近年では、さまざまな技術革新により、画像構築の高速化が実現され、各産業の先進的な企業において、量産ラインへの導入が検討されてる。本講演では、X線CT装置の技術課題を説明、それらを解決するニコンの取り組みについて、アプリケーション事例をまじえて紹介する。

14:50-15:10

画像測定機のトレーサビリティ

鍜島 麻理子 氏(産業技術総合研究所)

画像測定機は、非接触、高精度、高速に形状測定が可能な測定機として、広く利用されている。最近では、従来の画像測定機に加え、様々な測定プローブと組み合わせたり、顕微鏡に測定機能を持たせた機器も普及している。本講演では、画像測定機の基本的なトレーサビリティの考え方について紹介するとともに、画像測定や類似した光学測定を行う座標・形状測定機のトレーサビリティについて、考察する。

休憩

【座長】吉田 一朗 氏(法政大学)
15:25-15:45

ダブルパスホモダイン干渉計の数pm周期誤差の実現とその定量的評価

堀 泰明 氏(産業技術総合研究所)

変位計測を目的としたレーザ干渉計は長さ標準へのトレーサビリティソースとして更なる精度向上が求められている。本研究では、これまでに確立したダブルパスホモダイン干渉計における周期誤差 評価手法を拡張し、光学素子の表面反射に起因する周期誤差の定量的評価を可能とした。これを用いて表面反射の影響を詳しく調べたところ、特定の表面反射を抑制することで、周期誤差が数pmまで低減することを確認した。

15:45-16:05

低ノイズ干渉計による光学表面の中間周波数域の計測

佐藤慶一氏、佐藤敦氏、藏重智子氏(キヤノンマーケティングジャパン株式会社)

半導体分野のように最先端の結像光学系に用いられる光学部品の評価には周波数域に応じた評価方法が求められる。形状精度(低周波数域)、面性状(高周波数域)の間に位置する中間周波数域の評 価に着目した低ノイズ干渉計をApre社は開発した。本講演では、低ノイズ化のために用いた白色光源(独自開発)等の最新技術も合わせて紹介する。

16:05-16:25

3D 白色干渉顕微鏡Opt-scopeでの三次元表面性状測定とその応用

谷口 菜摘 氏(株式会社東京精密)

近年、加工部品の高精度化や高機能化などにより、従来の接触式(二次元)表面粗さ測定機では評価しきれない測定対象物が増えており、非接触表面粗さ測定機で測定・評価する事例が増えている。一方、三次元表面性状の規格についてもISOに加え、JIS B 0681シリーズが公布されている。当社の3D白色干渉顕微鏡Opt-scopeを使用した三次元表面性状測定事例と、その応用方法について紹介する。

16:25-16:45

5MHzの帯域を持つ正弦波位相変調干渉計の開発

明田川 正人 氏、樋口 雅人 氏、片桐 且成 氏、中川 盛太 氏、佐藤 拓 氏

正弦波位相変調干渉計の復調法ではロックインアンプ(ミキサとローパスフィルタ)などで位相情報を抽出するので帯域が制限されるという欠点があった。本発表では帯域が変調周波数の半分まで向上できる復調法を提案する。10MHzの位相変調を干渉計内部に設置した電気光学素子(EOM)により行う。120MHz/16bitのアナログデジタル変換器(ADC)をもつ高速論理回路(FPGA)にこの復調法を実装した。5MHzの帯域を持つ正弦波位相変調干渉計を開発した。干渉計のノイズフロア、追従速度、分解能などを評価したので報告する。さらに高速なEOM、ADC/FPGAを用いれば数10MHzの帯域も可能である。

※内容は予告なく変更される場合があります。